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手作り石けん講座  はじめての手作り石けん

 

<はじめての手作り石けん>

 

合成洗剤が日本へ入ってきたのは52、53年前です。

合成洗剤はその便利さのために、石けんの需要を抜きました。

しかし、便利なものには不都合もあります。

合成洗剤メーカーはその不都合を隠し、利潤追求のために

人体を侵し、地球を汚しつづけてきました。それはまだ続いています。

<合成界面活性剤とは>をご参照ください。)

そして一部の人々はそれに気づきはじめ、

自然石けんの良さを再発見しましたが、

その石けん自体も製造方法や添加物などによって惑わされ、

何を信じて良いか判らなくなっています。

 

そこで、手作りしか信じる物はないのですね。

 

手作りには私達の知らなかった

油脂の効用に加え、

楽しさがいっぱいあります。

 

それでは皆様とご一緒に手作りを始めてみましょう。

 

我が家ではその日の体調と気分で

石けんを使い分けています。

 

このページは

 <基礎編>

 ●揃える道具

 ●材料

 ●手作りの流れ 

 ●鹸化価&苛性ソーダの配合量の計算方法

 ●保温

<応用編>

 ●オプション油脂

 ●オプションエッセンシャルオイル他

 ●オプション浸出油と浸出グリセリン

 

基礎編

 

●揃える道具類(1000mlの石けんを作る場合)

鍋 × 1

 

鍋はステンレス製もしくはホーロー鍋を使います。アルミや鉄は腐食し金属が石けんに溶け込みますので、使用しません。 

 

 

 

 

 

 

 

はかり×1

デジタルスケールが良いでしょう。

鍋を乗せて計ると便利ですので、2kgぐらい計れて、単位も1gが良いでしょう。

温度計×2

1目盛り1度のもので、100度くらいまで計れるもの。

水銀だと見にくいので、赤色のアルコールのものがいいでしょう。

2本同時に購入するときは、大体温度の合っている物を選びましょう。(全く同じ温度のものはありません)

 

※弊社でも販売しています。(道具)

メスカップ×1

200ml程度

1000mlであれば充分。

泡だて器×1

ホイップクリームを作るときに使うもの。

出来るだけ、針金が多く、出来れば

中に針金のボールが入って入るものが

攪拌がうまく行きます。

ゴム手袋

アルカリ溶液や油脂に触れると、次第に縮むので、一回り大き目が良い。

ゴムベラ×1

ケーキを作るときに使うものです。

大さじ×1

カレー用のスプーン(ステンレス)

 

 スプレー(霧吹)

(クエン酸水)

鹸化中の石けんや苛性ソーダが地肌に付いたときの肌荒れ防止。

石けん作りした鍋や道具を洗う前に、スプレーして中和させると手荒れしにくい。 

クエン酸水(水4:クエン酸1)を入れて、常時置いておきます。

これは台所のヌルヌルしたところの洗浄にも効果を発します。シンク用のスポンジやタオル、たわしにかけるとぬるぬるが取れて清潔です。

お風呂の掃除にも役立ちます。

※弊社でも販売しています。

牛乳紙パック 1000ml

×1

注ぎ口を大きく開けて、洗って干します。

 苛性ソーダを溶く容器×1

 麦茶を入れるようなプラスチックのボトル。

注ぎ口は出来るだけ細いもの。

片手で持てる取っ手付き。

もしくは、1000mlぐらいのガラスビンのフタに2個の穴を開けて使います。(ケインズでも販売しています。/フタの穴あけは無料)

 

 

 

 

 

●材料

油脂

基本的にはパーム油、パーム核油(パームカーネル油)、ヤシ油(ココナツ油)

慣れてくればオリーブ油、レッドパーム油、太白ごま油,キャスター油なども試してください。

弊社でも良質のものをお安くお分けしています。

 

 

ビーズワックス(蜜蝋)

ビーズワックスはミツバチの巣から取れたものです。

これを総油脂の約2〜6%配合することにより、石けんが堅くなり、解け崩れがなくなり、使い心地が良くなります。

他の油脂の鹸化が早くなり、型入れまでの時間が大幅に短縮します。石けんの発色も良くなります。

入れるタイミングは湯煎で最初から油脂に溶かしてください。

弊社で良質のものを販売しています。未精製と精製があります。

精製水

薬店で入手。500ml 100円ほど。水道水でも出来ますが、折角手作りですから、泡立ちを考えて精製水がいいでしょう。ミネラルウォーターでも出来ますが、不向きです。

 

 苛性ソーダ

 認印持参で、薬店で入手できます。

小さな箱入りで500円未満でしょう。

 

ステアリン酸

油脂の脂肪酸のうちのひとつ。

使用しなくても出来ますが、石けんの解け崩れを防ぎ、使い心地の良い物を作るためにぜひお使いください。

総油脂の2〜2.5%配合します。

湯煎で他の油脂に最初から溶かし込んでください。

パーム油由来(融点57度C)のものがお勧め。

パームカーネル油由来、牛脂由来、大豆油来、のものもありますが、パームカーネル由来のものは融点が70度と高く、非常に使いにくいので、初めての方にはおすすめいたしません。ケインズでも使いません。

入れるタイミングは湯煎で最初から油脂に溶かしてください。

薬店でお求めできますし、弊社でもパーム由来のものをお安くお分けしています。

 

 

●手作りの流れ(簡単です)

油に苛性ソーダ水溶液を混ぜる(加水分解といいます。)と石けんが出来ます。

1)油は種類によって鹸化(けんか:石けんになること)するためのアルカリ量が異なるため、油の鹸化価(鹸化価別表)を知り、それぞれの油量に対する苛性ソーダの量を個別に計算し、合算し、苛性ソーダの全体量を決める。

2)苛性ソーダを溶く水の量は油の量の29%〜37%。 これ以上や以下では良い石けんは出来ません。

3)苛性ソーダと油の温度を大体揃える。両者とも45℃〜55℃の間で同じくらいの温度。

4)温度が揃ったら、油に苛性ソーダ水を注ぐ。

5)マヨネーズより少し柔らかい状態(ヨーグルトをこねてドロッとさせた状態)になるまで泡だて器で攪拌する。味噌状は堅すぎる。

6)型に入れる。

7)保温が必要。

8)翌日型からだして、数日後に切る。翌日になっても柔らかい場合は、数日待ってから、型から出してください。

9)使用は型から出して60日〜90日後。これは油脂によって異なる。(後述)

 

 

●鹸化価と苛性ソーダ量の計算方法

・鹸化価とは油脂を鹸化(けんか:石けんになること)するための量で、単位は1000gの油脂を液体石けんにするために必要な苛性カリ(苛性ソーダではありません)の量です。使用するのは苛性ソーダです。

これに40/56.1(もしくは0.7142)を掛けると、1000gの油脂を固形石けんにするために必要な苛性ソーダの量が出ます。(苛性ソーダ量へ換算)

更にこれを1000で割ると 1gの油脂を鹸化するために必要な苛性ソーダ量が出ます。

 

・例えば、鹸化価表を見ると

 ヤシ油の鹸化価は 258  パーム油は 200 です。

 258 とは1000gのヤシ油を液体石けんにするために必要な苛性カリ(苛性ソーダではありません)は258gという意味です。

 

・苛性ソーダは苛性カリよりもアルカリ分が強く、258を 56.1 で割り、 40を掛けます。(苛性ソーダ量へ換算)

  258(g)÷56.1×40÷1000 = 0.184(g) ・・・ ヤシ油1gを鹸化する苛性ソーダのg数。

  200(g)÷56.1×40÷1000 = 0.143(g) ・・・ パーム油1gを鹸化する苛性ソーダのg数。

 

・ヤシ油200g パーム油400g を使って 石けんを作る場合の苛性ソーダ総量は

 0.184(g)×200 = 36.8(g) 

 0.143(g)×400 = 57.0(g)

 36.8(g)+57(g)= 93.8(g) ・・・ 苛性ソーダの総量

 

・苛性ソーダを溶く水の量は油脂総量の37% (29%〜37%であればよい)

 総油量(200g+400g)×37% = 222g(222cc) ・・・ 水の量(ccまたはg)

  ※水分が多い場合は、どちらかといえば変形しやすく、乾燥に時間がかかります。

・222g(222cc)の精製水に93.8gの苛性ソーダを溶きます。

 

<重要付帯事項>

(1)

・どの油脂も天然のために鹸化価に2%〜5%のブレがあります。

 私共の鹸化表に掲載しています鹸化価はその中間値です。

 しかし、ブレを考慮すると上の計算式で計算した場合に数パーセント苛性ソーダが多いことがありますので、

苛性ソーダの量を5%減らすことが安全です。

 

・上で計算した苛性ソーダの総量に95%をかけます。

 180g×0.95 = 171g    ・・・・・ 安全な苛性ソーダ量

 

(2)

・このように苛性ソーダを減らして、石けん内の油脂のバランスをとることが出来ます。

 これを利用して、石けん内に油分を多く残すことが出来ます。

 苛性ソーダ総量に 95%〜85%かける範囲でします。

 85%ではしっとりタイプ

 90〜95%ではさっぱりタイプ

 さっぱりタイプは乾燥肌には向かないと思われますが、乾燥肌でも、さっぱりタイプは問題なく使えます。

(3)理科の授業では、水に苛性ソーダを入れると習いましたが、この方法では水がはねて危ないことがあります。

   水がはねないために、逆の方法を私はしています。

(4)苛性ソーダ水をガラスビンに作った場合、温度を下げようとして、急激に水にビンを付けると、割れることがありますので、注意!!

  さます場合は、自然に冷めるまで置いておくか、ぬるま湯につけてから徐々に冷水を加えてさましてください。

(5)何かのことでどうしても苛性ソーダ水を捨てなければならなくなった場合は、そのまま流さないでください。

  必ず、バケツなどの大きな容器を用意して、その中で更に水を加えて苛性ソーダ液を何倍にも薄めてから、クエン酸(苛性ソーダと同グラム)を

  少しずつ加えて、中和させて流してください。流した後もしばらく水を流してください。

  手間を省いてクエン酸を苛性ソーダ水に一気にいれると、沸騰して危険ですのでおやめください。

(6)苛性ソーダは濡れた手で触ると、その部分がぬるぬるとします。ひどい場合は地肌がピリピリしてきます。クエン酸水でよくもみ、

  石けんでよく洗ってください。目に入った場合はすぐに目を洗い、お医者様に診てもらってください。

(7)苛性ソーダは子供の手の届かない所に保管してください。

(8)苛性ソーダは湿気を吸いやすいので、必ず密閉のこと。

 

●保温

 保温はとても大切です。

 手作り石けんは夏は作りにくく、冬の方が作りやすいと、信じておられる方が多くいらっしゃいますが、これは間違いです。

書籍などで書かれていることがその原因でしょう。

石けんは夏が一番作りやすいです。つまり、夏の暑さが保温を助けてくれるからです。石けんで有名なマルセイユが日本より暖かいところにある所以です。

 

 保温はしっかりとしてください。これによってできあがりの良さがグンと変わります。24時間以上、出来れば36時間、、、その間は石けんを見ないでください。紙、タオル、バスタオル、毛布などでグルグル巻きにして、更に発砲スチロールまたは段ボールを2重にした箱に入れてください。箱がない場合は、空の浴槽に入れて、更に新聞紙をかぶせ、フタをしてください。風呂に窓があれば閉めてください。

 

 石けんは型に入れられてから、最終段階を迎えます。アルカリと反応しながら、鹸化を進めますが、このとき温度を上げてゆきます。バケツのような大きなもので作ると中心の温度は45度以上になりますが、小さな型では周囲の温度に左右されてしまい、そこまで温度を自力で上げる力はありません。

反応と温度はどちらが欠けてもうまく行きません。人間が助けてやれるのは、温度だけです。

 

 温度が上がると、石けんは膨張します。中には膨張して、先に乾いているところ(上部)を突き破り、そこを持ち上げることがあります。これを爆発といっている人もあります。そして、膨張は止まり、温度も次第に下がり、鹸化の進行スピードも極端に落ちます。そして収縮してゆきます。

 膨張するときに石けんはゲル化(ジェル化)します。これが石けん自体が望む行程です。つまり、膨張してゲル化した方が、マイルドな良い石けんが出来ます。

 ゲル化するのはイヤだと言われる方がいらっしゃいますが、これは本末転倒で、石けん自身の望みを叶えてやれば石けんはゲル化します。

 ゲル化した石けんには少し透明感があり、きれいです。

 「ゲル化が自然なな状態」ですから、「ゲル化しない石けん」という言葉はあっても、「ゲル化した石けん」という言葉は本来はありません。

●型出し

 保温期間が済むと型だら出しますが、翌日必ず出さないといけないことはありません。硬いこともあり、柔らかいこともあるからです。

 柔らかく型から出せないようでしたら、1週間、10日置いてもかまいません。

 しかし、それ以上あまり長いようでしたら、計量ミス、計算ミスなどが考えられます。

 冷蔵庫で冷やすと、なるほど硬くなり型から出しやすくなりますが、このときまだ鹸化進行状態です。冷蔵庫に入れるのはおやめください。

 冷蔵庫に一旦入れてしまうと、それ以上鹸化が進みにくくなり、熟成しにくくなりますので石けんが可哀相です。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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